なだ・る【雪崩る/傾る/頽る】
[動ラ下二]「なだれる」の文語形。
なだれ【雪崩/傾れ/頽れ】
《動詞「なだる」の連用形から》 1 (雪崩)山の斜面に積もった大量の雪が、急激にくずれ落ちる現象。表層雪崩・全層雪崩に分けられる。《季 春》「夜半さめて—をさそふ風聞けり/秋桜子」 2 斜めにか...
なだれ‐お・ちる【雪崩落ちる/傾れ落ちる】
[動タ上一][文]なだれお・つ[タ上二]斜めにずれて落ちる。傾いて落ちる。
なだれ‐げんしょう【雪崩現象】
ある出来事がきっかけとなって、多数が一斉に同じ方向に動き出すこと。
なだれ‐こ・む【雪崩れ込む/傾れ込む】
[動マ五(四)]雪崩1のように、多くの人や物が同時にどっと入り込む。「乗客が列車にどっと—・む」
なだ・れる【雪崩れる/傾れる/頽れる】
[動ラ下一][文]なだ・る[ラ下二] 1 (雪崩れる)斜面などに降り積もった大量の雪や土砂などが、急激にくずれ落ちる。「去年は大雪だったよ。よく—・れてね」〈康成・雪国〉 2 一度にどっと動く。...
雪崩(なだれ)を打(う)・つ
雪崩1のような勢いで、大勢の人が一時にどっと移動する。「敵軍が—・って敗走する」