たびら‐ゆき【太平雪】
《「だひらゆき」とも》薄くて大片の雪。春の淡雪。だんびら雪。かたびら雪。「鶯(うぐひす)の音に—降る/凡兆」〈猿蓑〉
たわら‐ゆき【俵雪】
⇒雪捲(ゆきまく)り
ちゃく‐せつ【着雪】
[名](スル)雪が電線などに付着すること。「—害」「—注意報」
とし‐の‐ゆき【年の雪】
年々ふえる白髪を雪にたとえていう語。「あたらしき春さへ近くなりゆけば降りのみまさる—かな」〈拾遺・冬〉
どか‐ゆき【どか雪】
短時間に多量に降り積もる雪。
なごり‐の‐ゆき【名残の雪】
1 春が来ても消え残っている雪。 2 春が来てから降る雪。《季 春》
にわか‐ゆき【俄雪】
急に降り出して、まもなくやむ雪。
ぬれ‐ゆき【濡れ雪】
水分の多い雪。
ね‐ゆき【根雪】
解けないうちに雪がさらに降り積もって、雪解けの時期まで残る下積みの雪。《季 冬》
はい‐せつ【排雪】
[名](スル) 1 積もった雪を取り除くこと。除雪。「幹線道路を—する」 2 除雪作業によって路肩などに堆積した雪を堆積場へ運搬すること。