いかずち【雷】
《「厳(いか)つ霊(ち)」の意。「つ」は助詞》かみなり。なるかみ。《季 夏》「—に松籟(しょうらい)どっと乱れ落つ/茅舎」
えん‐らい【遠雷】
遠くのほうで鳴る雷。《季 夏》「—や睡ればいまだいとけなく/汀女」 [補説]書名別項。→遠雷
えんらい【遠雷】
立松和平の長編小説。都市近郊農村でトマトのハウス栽培を行う青年を主人公に、都市化の波とともに崩壊していく共同体の姿を生々しく描く。昭和55年(1980)、第2回野間文芸新人賞を受賞した著者の出世...
おんきょう‐きらい【音響機雷】
近くを通る艦船が発する音や振動に感応し、爆発する機雷。→音響兵器
かい‐らい【界雷】
主に寒冷前線付近の強い上昇気流に伴って発生する雷。前線雷。
かざん‐らい【火山雷】
火山噴火の際、噴煙中に発生する火花放電。火口の真上周辺にみられる。
かみ‐なり【雷】
《「神鳴り」の意》 1 電気を帯びた雲と雲との間、あるいは雲と地表との間に起こる放電現象。電光が見え、雷鳴が聞こえる。一般に強い風と雨を伴う。いかずち。なるかみ。「—が鳴る」「—に打たれる」《季...
うず‐らい【渦雷】
⇒からい(渦雷)
か‐らい【渦雷】
発達した低気圧や台風の中心部の激しい上昇気流に伴って生じる雷。うずらい。低気圧雷。
かんらい【乾雷】
雨を伴わず、地表が乾燥した状態で生じる落雷。雲からの雨滴や氷の粒が地表に達する前に、蒸発または昇華する。山火事などの原因となる。ドライライトニング。