あく‐りょう【悪霊】
人にたたりをする霊魂。物の怪(け)。怨霊(おんりょう)。あくれい。 [補説]書名別項。→悪霊
あくりょう【悪霊】
《原題、(ロシア)Besï》ドストエフスキーの長編小説。1870〜1872年に発表。無神論的革命思想に憑(つ)かれた人々の破滅を描く。
あく‐れい【悪霊】
⇒あくりょう(悪霊)
あら‐しょうりょう【新精霊】
死後、新盆に祭られる死者の霊。あらぼとけ。
あら‐みたま【新霊】
「新仏(あらぼとけ)」に同じ。
いき‐すだま【生き霊/生き魑魅】
《古くは「いきずたま」とも》生きている人の怨霊(おんりょう)。いきりょう。「物の怪(け)、—などいふもの」〈源・葵〉
いき‐みたま【生き御霊】
盆に、生きている両親に贈り物をしたり、もてなしをしたりする行事。生き盆。《季 秋》「—七十と申し達者なり/子規」
いき‐りょう【生き霊】
生きている人の怨霊(おんりょう)で、恨みのある他人にとりついてたたりをするといわれるもの。いきすだま。⇔死霊(しりょう)。
い‐れい【威霊】
威力ある神霊。神威。また、天子の威光。
い‐れい【慰霊】
[名](スル)死んだ人や動物の霊を慰めること。「—塔」