あん【鞍】
[人名用漢字] [音]アン(呉)(漢) [訓]くら 馬のくら。「鞍上・鞍馬・鞍部」
あん‐が【鞍瓦】
⇒鞍橋(くらぼね)
あんざん【鞍山】
中国遼寧(りょうねい)省中部の工業都市。付近に鉄を産し、中国最大の鉄鋼コンビナートがある。人口、行政区156万(2000)。
あん‐しょう【鞍傷】
馬に乗る人の股(また)や、牛・馬などの背に、鞍(くら)との摩擦で生じる傷。くらずれ。
あん‐じょう【鞍上】
1 馬の鞍(くら)の上。馬上。 2 《「鞍の上に乗っている人」の意》競馬で、騎手のこと。
鞍上(あんじょう)人(ひと)無(な)く鞍下(あんか)馬(うま)無(な)し
巧みに馬を乗り回し、乗り手と馬とが一体になっているさま。
あん‐じょく【鞍褥】
馬具の一。鞍(くら)の下に敷く布団。くらしき。くらぶとん。
あん‐のう【鞍嚢】
馬の鞍(くら)の左右に垂らす革製の袋。小さい武具などを入れる。
あん‐ば【鞍馬】
1 鞍(くら)を置いた馬。くらうま。 2 (ふつう「あん馬」と書く)体操で、馬の背のような形の台に二つの取っ手をつけた用具。また、これを用いて行う男子体操競技の一種目。
あん‐ぶ【鞍部】
山の尾根のくぼんだ所。コル。