わやく
[名・形動]《「おうあく(枉惑)」の音変化》 1 無理を言ったりしたりすること。また、そのさま。「随分—も遠慮なしに仰せらるる」〈露伴・寝耳鉄砲〉 2 子供などが悪ふざけをすること。また、そのさ...
わよう‐がっそう【和洋合奏】
日本音楽の演奏形態の一。和楽器と洋楽器とを混合編成して行う合奏。明治末年ごろから、無声映画の伴奏音楽として多用された。
わらか・す【笑かす】
[動サ五(四)]「わらわかす」の音変化。「こんなときに人を—・しちゃいけない」
わらじ【草鞋】
《「わらんじ」の音変化》わらで編んだ草履状の履物。足形に編み、つま先の2本の緒(お)を左右の乳(ち)に通して足に結びつけて履く。
わらべ【童】
《「わらんべ」の撥音の無表記から》子供。児童。わらわ。
わらんじ【草鞋】
《「わらんず」の音変化》「わらじ」に同じ。「—をはき」〈幸若・山中常盤〉
わらんず【草鞋】
《「わらぐつ」の音変化》「わらじ」に同じ。「—などいふ物しばりはき」〈平家・二〉
わらん‐べ【童/童部】
《「わらわべ」の音変化》「わらべ」に同じ。「—に還り愚に及ぶ」〈根無草・後〉
わり‐さま【わり様】
[代]《「われさま」の音変化》二人称の人代名詞。同等または目下の者に用いる語。おまえ。おまえさん。「—もわしが(髪ヲ)結ふ所で結はんせ」〈滑・膝栗毛・七〉
われ‐かえ・る【割れ返る】
[動ラ五(四)]「割れる」を強めていう語。騒音・喝采(かっさい)などのはなはだしいようすに用いる。「場内が—・るばかりの歓声」