すま【須磨】
神戸市西部の区名。また、その須磨区南部の地域。大阪湾に面する白砂青松の海岸で、古来、明石と並び称される景勝地。須磨関跡・須磨浦公園などがある。[歌枕]「わくらばに問ふ人あらば—の浦にもしほたれ...
すま‐かいひんすいぞくえん【須磨海浜水族園】
兵庫県神戸市にある水族館。昭和32年(1957)開館。本館のほかラッコ館、ペンギン館、アマゾン館などさまざまなパビリオンがあり、遊園地も併設する。神戸市立須磨海浜水族園。
すま‐く【須磨区】
⇒須磨
すまげんじ【須磨源氏】
謡曲。五番目物。金春(こんぱる)以外の各流。世阿弥作といわれる。日向(ひゅうが)国の神官が須磨の浦に来かかると光源氏の霊が現れ、その生涯を語って舞をまう。
すま‐ごと【須磨琴】
一弦琴(いちげんきん)のこと。9世紀ころ、在原行平(ありわらのゆきひら)が須磨に流されたとき、日々のつれづれを慰めるために作ったという俗説がある。
すま‐でら【須磨寺】
神戸市須磨区にある福祥寺(ふくしょうじ)の通称。