いわい‐うた【祝(い)歌/頌】
1 民謡の分類の一。祝いの式や宴席などでうたう歌。祝儀歌。 2 和歌六義(りくぎ)の一。祝いことほぐ歌。頌歌(しょうか)。「六つには—」〈古今・仮名序〉
が‐しょう【賀頌】
祝って徳を褒めたたえること。また、その言葉。
げ‐じゅ【偈頌】
「偈(げ)」に同じ。
こう‐しょう【講頌】
宮中の歌会などで、発声(はっせい)が行う初句の朗吟に続いて、2句目以下を発声と同音で合唱する役。
さん‐しょう【賛頌/讃頌】
[名](スル)歌に作り、また、言葉をつくして、ほめたたえること。
しょう【頌】
1 人の徳や物の美などをほめたたえること。また、ほめたたえた言葉や詩文。 2 「詩経」の六義(りくぎ)の一。宗廟(そうびょう)で、祖先の徳をたたえる詩歌。 3 キリスト教で、神をたたえる歌。頌栄。
しょう【頌】
[人名用漢字] [音]ショウ(漢) ジュ(呉) [訓]ほめる 〈ショウ〉 1 ほめたたえる。人の徳や功績をたたえる言葉・詩文。「頌歌・頌詞・頌辞・頌徳/賀頌」 2 「詩経」の六義(りくぎ)の一...
じゅ【頌】
《(梵)gāthāの訳》梵語(ぼんご)やパーリ語の詩体の一。仏教では仏・菩薩(ぼさつ)の功徳(くどく)や思想などを述べた詩句をいい、漢訳されたものはふつう四言・五言の形をとる。偈(げ)。「—を唱...
つい‐しょう【追頌】
[名](スル)死後に、生前の功績・善行などを表彰してほめたたえること。「遺徳をしのび—する」
てんしんのしょう【転身の頌】
日夏耿之介の第1詩集。大正6年(1917)刊。