あご【顎/頤/腭】
1 人など動物の口の上下にあり、下のほうが動いて、食物をかみ砕いたり声を出したりするのに役立つ器官。あぎ。あぎと。 2 下あご。おとがい。「—がとがった顔」「—ひげ」 3 釣り針の先に逆向きにつ...
おとがい【頤】
[名・形動] 1 下あご。あご。 2 減らず口。また、減らず口をたたくこと。また、そのさま。「えらい—なわろぢゃ」〈滑・膝栗毛・七〉
かい‐い【解頤】
《「漢書」匡衡伝から》あごがはずれそうになるほど、大きな口をあけて笑うこと。
だ‐い【朶頤】
1 頤(あご)を動かして食べること。食欲の盛んなこと。また、うらやみ欲しがること。「海路の要地なるを以て甚だ—せり」〈栗本鋤雲・匏菴十種〉 2 強い国が弱い国を征服しようとすること。