は‐つぶり【半首/半頭】
顔面を防御する武具の一。前額部から両ほおにかけて覆う鉄製の面具。平安末期から鎌倉時代に用いられた。はつむり。
は‐つむり【半首/半頭】
「はつぶり」に同じ。
は‐とう【波頭】
1 なみがしら。「白い—」 2 波の上。海上。
はながさ‐おんど【花笠音頭】
山形県の民謡。昭和13年(1938)ごろ、有海桃洀(とうしゅう)が櫓地搗(やぐらじつ)き歌に手を加えて作ったもの。8月5〜7日の山形市の花笠祭で歌い踊られる。
はな‐ごんどう【花巨頭】
マイルカ科の哺乳類。体長約4メートル。頭部は丸く、吻(ふん)はない。名称は、けんかや衝突などの際につく傷が体表面に白く残るのを花模様に見立てたもの。松葉ごんどう。
はん‐こう【半髪/半頭】
1 近世、頭髪を前半分だけそって後ろのほうを残しておくこと。また、その頭。はんこうぞり。 2 近世、幼児の頭髪を両耳の上だけ残してそること。また、その髪形。
はん‐じゅう【飯頭】
禅寺で、粥飯(かゆめし)を大衆(だいしゅ)に供する役僧。はんとう。
はん‐とう【飯頭/半東】
1 「飯頭(はんじゅう)」に同じ。 2 茶の湯で、亭主を補助して茶事の手助けをする役。
ばとう【抜頭/撥頭/髪頭】
雅楽。唐楽。太食(たいしき)調で古楽の小曲。林邑(りんゆう)楽の一。舞は一人の走舞(はしりまい)で、同じ舞の手が続く、舞いにくいもの。番舞(つがいまい)は還城楽(げんじょうらく)。宗妃楽。
ばん‐がしら【番頭】
1 武家時代の番衆の長。 2 江戸時代、大番組・小姓組・書院番などの長。