マッド‐サイエンティスト【mad scientist】
SF作品などに登場する、常軌を逸した天才科学者。利己的な欲望・目的を遂げるために科学を悪用したり、研究に没頭するあまり倫理を逸脱したりして、奇想天外な発明を行い、恐怖や混乱を引き起こす。
まつさか【松坂】
1 越後を中心に東北地方に分布する祝い歌。土地により松坂節・荷方(にがた)節・謙良(けんりょう)節などとよばれる。 2 北陸から九州地方まで広く分布する盆踊り歌。1が広まって変化したものとも、伊...
まつのお‐でら【松尾寺】
京都府舞鶴市にある真言宗醍醐派の寺。山号は、青葉山。西国三十三所第29番札所。開創は、寺伝によれば慶雲年間(704〜708)、唐僧威光の開山。本尊は馬頭観音で、養老年間(717〜724)に泰澄が...
まつのろうか‐にんじょうじけん【松之廊下刃傷事件】
元禄14年(1701)3月14日、京都から下向した勅使の接待役を命じられていた播磨国(兵庫県)赤穂の藩主、浅野内匠頭(たくみのかみ)長矩が江戸城松之廊下で高家吉良上野介(こうずけのすけ)義央に斬...
まつむし‐そう【松虫草/山蘿蔔】
スイカズラ科の多年草。高原の草地に生え、高さ60〜90センチ。羽状に裂けている葉が対生する。8〜10月、紫色の頭状花を開く。周囲の小花は唇状に5裂し、中央のものは筒状。《季 秋》「—霧(き)らひ...
まとい【纏】
1 まとうこと。また、まとうもの。 2 馬印の一種。さおの頭に飾りをつけ、その下に馬簾(ばれん)を垂らしたもの。 3 江戸時代、2にならって町火消しの各組のしるしとしたもの。
まと‐はじめ【的始め】
武家で、年頭または弓場(ゆば)新造の際に初めて射技を試みること。また、その儀式。弓始め。弓場始め。
まな【愛/真】
[接頭]人を表す名詞に付いて、非常にかわいがっている、大切に愛し育てている、などの意を表す。「—弟子」「—娘」
まな‐づる【真鶴/真名鶴】
ツル科の鳥。タンチョウよりやや小さい。体が灰色で、頭頸部が白く、顔は裸出して赤い。脚は暗赤色。シベリア・中国北部で繁殖し、主に日本で越冬。鹿児島県出水(いずみ)市の渡来地では特別天然記念物。たづ...
まぬらる
[連語]ひどくしかられる意で、上代能登方言かという。「梯立(はしたて)の熊来(くまき)酒屋に—奴(やっこ)わし」〈万・三八七九〉 [補説]「ま」は接頭語、「ぬらる」は、動詞「の(罵)る」に受身の...