み‐ぐし【御髪】
1 頭髪の敬称。おぐし。 2 (「御首」「御頭」と当てて書く)首や頭の敬称。「—もたげて、見いだし給へり」〈源・夕顔〉
ミグレニン【migrenin】
アンチピリン90パーセント・カフェイン9パーセント・枸櫞(くえん)酸1パーセントを混合した薬剤。鎮痛作用があり、偏頭痛に用いた。
みこ‐あいさ【巫女秋沙】
カモ科アイサ属の鳥。全長44センチくらい。雄は全身ほぼ白色で、背や目先部分が黒く、俗にパンダガモともよぶ。雌は頭の上半分が褐色、下半分が白色で、背は灰褐色。ユーラシア大陸北部に分布し、日本では主...
みこし‐じ【三越路】
越前・越中・越後の3国。また、この3国へ行く道。越路。「—の雪降る山を越えむ日は留まれる我をかけて偲(しの)はせ」〈万・一七八六〉 [補説]一説に、「み」は接頭語で「越路」の美称とも。
みさご【鶚/雎鳩】
タカ科の鳥。全長約55センチ。上面は茶褐色で、頭と下面が白い。翼は細長く、短い冠羽をもつ。水辺にすみ、飛びながら魚を探し、水中に突入して足でつかみ取る。極地を除き世界中に分布。雎鳩(しょきゅう)...
みしま‐うし【見島牛】
山口県萩市見島で飼育される日本古来の小型牛。毛色は黒褐色で雌雄とも角がある。体高約1〜1.2メートル、体重約250〜320キログラム。性質は温順。室町時代に農耕・運搬用の役牛として利用されていた...
みしま‐おこぜ【三島鰧/三島虎魚】
スズキ目ミシマオコゼ科の海水魚。泥底にすむ。全長約30センチ。頭と胴は太くて縦扁し、両眼は上面に、腹びれはのどの下にある。体色は灰色で、背側に褐色の網状紋がある。本州中部以南に分布。
ミストラ【Mystras】
ギリシャ南部、ペロポネソス半島南部にある廃墟の町。13世紀初頭に十字軍の砦が築かれたのが始まりで、東ローマ帝国の支配の下に14〜15世紀に最盛期を迎えた。山の斜面の最上部にカストロ(山城)、中腹...
みず‐あぶら【水油】
1 液状の油の総称。頭髪用のつばき油・オリーブ油・ごま油など。 2 なたね油などの灯油。
みずお‐がね【水緒金/鐙靼鉄】
水緒を受ける金具。鉸具頭(かこがしら)。