かお‐みせ【顔見せ/顔見世】
[名](スル) 1 大ぜいの前に初めて顔を見せること。人前に出ること。 2 (顔見世)遊女や芸者などが、初めて勤めに出るとき、揚屋や料亭などにあいさつして回ること。 3 (顔見世)歌舞伎年中行事...
かおみせ‐がいこう【顔見せ外交/顔見世外交】
新しく首脳となった人、また次期首脳等の要職に就任予定の人が外交関係のある国を訪問し、その国の首脳等と会見して存在を披露すること。
かおみせ‐きょうげん【顔見世狂言】
顔見世に上演する歌舞伎狂言。劇中で一座の役者を紹介するが、筋を展開させるうえで、時代や場面などにいろいろな約束事があった。
かおみせ‐ぎん【顔見世銀】
江戸時代、主に大坂の両替屋が新規に開業するとき、仲間の取り締まりである十人両替に納付した祝儀銀。
かおみせ‐こうぎょう【顔見世興行】
「顔見世3」に同じ。
かおみせ‐しばい【顔見世芝居】
「顔見世3」に同じ。
かおみせ‐ばんづけ【顔見世番付】
歌舞伎番付の一。顔見世の前に、次の1年間に出演する俳優などの顔ぶれを位順にしたもの。京都では極(き)まり番付。役者付。面付(つらつけ)。