たね‐つち【種土】
三和土(たたき)の原料にする土。花崗岩(かこうがん)が風化してできたもの。
タフォニ【tafoni】
岩盤の表面に形成される風化による穴。砂漠などの乾燥地域や、海水の飛沫が吹きつける海岸でよく見られる。蜂の巣状風化岩。
つばくろ‐だけ【燕岳】
長野県北西部、大町市と安曇野(あづみの)市との境にある山。飛騨山脈中部に位置する。標高2763メートル。花崗岩からなり、山頂一帯は風化により独特の景観が連なる。
テラ‐ロッサ【(イタリア)terra rossa】
《赤い土の意》 1 地中海性気候のもとで、石灰岩を母岩として生成した赤色土壌。風化に伴い石灰分が溶解し、残った鉄の酸化物によって赤色を呈する。 2 水酸化鉄を主成分とする赤色顔料。
デビルズ‐マーブル【Devils Marble】
《「悪魔のビー玉」の意》オーストラリア、ノーザンテリトリー中央部の町テナントクリークの近郊にある奇岩群。砂岩層の下の花崗岩が長い年月、風化・浸食を受けた、直径数メートルから十数メートルの巨大な丸...
とうけつはさい‐さよう【凍結破砕作用】
岩石や岩盤の割れ目や隙間に入り込んだ水が、凍結時に膨張することによって岩石などが破壊される風化作用の一。
ど‐じょう【土壌】
1 地殻の最上部にある、岩石の風化物に動植物の遺体あるいはその分解物が加わったもの。地表からの深さはせいぜい1、2メートルまで。つち。 2 作物を生育させる土。「—改良」 3 ものを発生・発展さ...
なんきょく‐いんせき【南極隕石】
南極大陸で発見された隕石の総称。数と種類が多く、雪氷上にあるため目視による発見が容易。また風化が進みにくく、ほとんど汚染されていないという特徴がある。日本の南極観測隊によってやまと山脈付近で発見...
ねん‐ど【粘土】
岩石が風化や熱水作用によって分解してできた微細な粒子の集まり。地質学では粒径256分の1ミリ以下、土壌学では0.002ミリ以下をいう。水分を加えると粘着性と可塑性(かそせい)を示し、乾くと硬くな...
ねんど‐こうぶつ【粘土鉱物】
粘土の主体をなす鉱物。カオリナイト・モンモリロナイトなどの含水珪酸塩(けいさんえん)が大部分で、風化作用や熱水変質でできる。