風下(かざした)に◦居(い)る
人のふうをまねる。人の影響下にいる。「忘れても島田平右衛門が娘の—◦居るな」〈浄・宵庚申〉
かざ‐しも【風下】
風の吹いていく方向。かざした。⇔風上(かざかみ)。
風下(かざしも)に立(た)・つ
他に後れをとる。劣位にいる。「後輩の—・つ」
かざしも‐は【風下波】
⇒山岳波
かざ‐じるし【風標】
「風見(かざみ)」に同じ。
かざ‐と【風戸】
煙道の途中にあって、風の通りを調節する簡単な仕切り口。
かざ‐とおし【風通し】
「かぜとおし」に同じ。
かざ‐なみ【風並(み)】
1 風向き。風の吹く方向。「—ハイカガ」〈和英語林集成〉 2 物事のなりゆき。「先刻よりの過言今さら後悔(こうけい)いたすと—直れば両人は蘇生した心地して」〈滑・八笑人・初〉
かざ‐なみ【風波】
風と波。また、風によって起こる波。ふうは。かぜなみ。
かざ‐ぬき【風抜き】
「かぜぬき」に同じ。