くい‐い・る【食(い)入る】
[動ラ五(四)] 1 物の内部に強く深く入り込む。食い込む。「ロープが手首に—・る」 2 視線などが、対象に深く入り込む。「テレビに—・る」「—・るように見つめる」
くい‐かか・る【食(い)掛(か)る】
[動ラ五(四)] 1 かみつこうと飛びかかる。「犬が鶏に—・る」 2 食い始める。「昼食を—・ったときに呼び出される」 3 食ってかかる。たてつく。「親に—・る」
くい‐かけ【食(い)掛け】
食いかけて途中でやめること。また、食べかけのもの。食いさし。
くい‐か・ける【食(い)掛ける】
[動カ下一][文]くひか・く[カ下二] 1 食べ始める。「—・けたときに電話が鳴った」 2 食べ終わらずに中途でやめる。「料理を—・けたまま席を立つ」
くい‐かじ・る【食い齧る】
[動ラ五(四)] 1 あちこち少しずつ食べる。「子供が—・った菓子」 2 学問・芸事などを少しだけ習って、やめてしまう。「ドイツ語は結局—・っただけだった」
くい‐か・ねる【食(い)兼ねる】
[動ナ下一][文]くひか・ぬ[ナ下二] 1 食べるのに苦労する。「かたくて—・ねる」「多すぎて全部は—・ねる」 2 暮らしに困る。「一人でも—・ねるほどの薄給」
くい‐きり【食(い)切り】
針金などを切るのに用いる道具。やっとこに似た形で、挟む部分が刃になっている。
くい‐き・る【食(い)切る】
[動ラ五(四)] 1 歯でかみ切る。「縄を—・る」 2 全部食べてしまう。食べ切る。「二人分の料理を—・ってしまう」
くい‐け【食(い)気】
食べたいと思う気持ち。食欲。「色気よりは—」
くい‐こ・む【食(い)込む】
[動マ五(四)] 1 強く深く入り込む。食い入る。「縄が手首に—・む」「爪が肌に—・む」 2 他の範囲・領域にまで入り込む。「会議が昼休みに—・む」「初出場で堂々二位に—・む」「独占市場に—・む...