じょう【饒】
[音]ジョウ(ゼウ)(漢) ニョウ(ネウ)(呉) [訓]ゆたか 有り余るほど多い。ゆたか。「饒舌/肥饒・富饒・豊饒」 [名のり]あつし・とも・にぎ
じょう‐ぜつ【饒舌】
[名・形動]やたらにしゃべること。また、そのさま。おしゃべり。多弁。「酔うと—になる」「—な人」 [派生]じょうぜつさ[名]
じょう‐た【饒多】
[形動][文][ナリ]非常に豊かなさま。きわめて多いさま。「—な物資」
じょう‐ふ【饒富】
[名・形動]豊かなこと。また、そのさま。富饒。「身上の—になる所から自然に世の中が和合して」〈小川為治・開化問答〉
にぎはやひ‐の‐みこと【饒速日命/邇芸速日命】
日本神話で、天孫降臨に先だち、天磐船(あまのいわふね)に乗って天下ったという神。物部氏の祖神と伝える。
にょう‐ぜつ【饒舌】
[名・形動]「じょうぜつ(饒舌)」に同じ。「年寄でもさすが女の—なもので」〈蘆花・思出の記〉