ばとう‐かんのん【馬頭観音】
《(梵)Hayagrīva》六観音・七観音の一。宝冠に馬頭をいただき、忿怒(ふんぬ)の相をした観音菩薩(ぼさつ)。魔を馬のような勢いで打ち伏せ、慈悲の最も強いことを表すという。江戸時代には馬の供...
ばとう‐きん【馬頭琴】
モンゴルの民族楽器。2弦の擦弦楽器で、弦・弓とも馬の毛を用い、胴は台形、棹(さお)の先端に馬の頭部の彫刻がある。
ばとう‐せいうん【馬頭星雲】
オリオン座の三つ星の南東にある暗黒星雲。背後にある散光星雲の光を遮る宇宙塵の雲の形が馬頭状であるところからの名。距離約1500光年。
ば‐とうゆ【馬桐油】
大きな桐油ガッパ。旅人が馬上でからだと荷物を覆うのに用いる。
ば‐にく【馬肉】
食用の馬の肉。桜肉(さくらにく)。
ばにゅう‐がわ【馬入川】
相模(さがみ)川下流の称。神奈川県平塚市で相模湾に注ぐ。
ばにゅう‐しゅ【馬乳酒】
⇒クミス
ばにょう‐さん【馬尿酸】
肝臓で安息香酸の解毒が行われる際に、グリシンとの反応によって生成し、尿中に排出される物質。草食動物に多く、馬の尿から発見された。人間の尿にも少量みられ、肝機能の検査に利用。ベンゾイルグリシン。
ば‐ぬし【馬主】
馬の持ち主。うまぬし。ばしゅ。
ば‐ば【馬場】
乗馬の練習や馬術競技、また競馬をする場所。