こつ‐ざい【骨材】
セメントに混ぜて、コンクリートやモルタルを作る補充材料。砂・砂利・砕石など。
こつ‐ざけ【骨酒】
タイ・アマダイなどの焼き物の身を食べた後の骨を焼いて、熱燗(あつかん)の酒に浸したもの。
こつ‐しゅ【骨腫】
骨芽細胞に由来する良性腫瘍。外観は骨に似た性状を示す。
こつ‐しゅよう【骨腫瘍】
骨にできる腫瘍の総称。骨肉腫など。
こつ‐シンチ【骨シンチ】
《「骨シンチグラフィー」の略》シンチレーションカメラで撮影した骨の画像。癌の転移など、骨疾患の診断に使う。→シンチレーションカメラ
こつ‐ずい【骨髄】
1 骨の内腔を満たしている柔らかい組織。赤血球・白血球・血小板をつくる造血器官で、赤い色を呈するが、年齢とともに脂肪が増加して黄色くなる。 2 心の奥。心底。「無念—に徹(とお)る」 3 最も重...
こつずいいけいせい‐しょうこうぐん【骨髄異形成症候群】
造血幹細胞に異常が生じ、正常な血液細胞を十分に作ることができなくなる疾患の総称。血液細胞の癌(がん)の一つ。赤血球・白血球・血小板のいずれかまたはすべてに形態・機能の異常がみられ、貧血、出血しや...
こつずい‐いしょく【骨髄移植】
白血病などの治療のために、HLA抗原などの組織適合性が一致する提供者(ドナー)から採取した骨髄を、静脈から患者に注入する治療法。BMT(bone marrow transplantation)。
こつずい‐えん【骨髄炎】
骨髄に化膿(かのう)性の細菌が侵入して起こる疾患。小児に起こりやすく、大腿骨(だいたいこつ)・脛骨(けいこつ)に生じることが多い。高熱・激痛を伴い、侵された部位がはれる。
こつずい‐かんさいぼう【骨髄幹細胞】
骨髄に含まれる造血幹細胞のこと。→造血幹細胞