なでつけ‐がみ【撫で付け髪】
1 きれいにそろえてなでつけた髪。 2 結ばずになでつけて後ろへ垂らした髪。江戸時代、儒学者・易者・山伏などがした。
にほん‐がみ【日本髪】
日本に古くからある女性の髪形の総称。特に、明治以降の洋髪に対して、丸髷(まるまげ)・島田髷・桃割れ・銀杏返(いちょうがえ)しなどをいう。
ぬか‐がみ【額髪】
ひたいの上の髪。まえがみ。ひたいがみ。「肥人(こまひと)の—結へる染木綿(しめゆふ)の染(し)みにし心我忘れめや」〈万・二四九六〉
ぬけ‐がみ【抜け髪】
抜け落ちた髪。抜け毛。
ぬれ‐がみ【濡れ髪】
濡れてまだ乾かない髪。
ねくたれ‐がみ【寝腐れ髪】
寝たために乱れた髪。寝乱れ髪。
ねみだれ‐がみ【寝乱れ髪】
寝たことによって乱れた髪。ねくたれがみ。
の‐がみ【野髪】
手入れをしていない自然のままのたてがみ。「乗り入れもせぬ—の馬」〈浄・会稽山〉
はく‐はつ【白髪】
白くなった毛髪。しらが。
はつ【髪】
かみの毛。頭髪。「間、—を入れず」