さん‐ぱつ【散髪】
[名](スル) 1 のびた髪を刈ること。刈って髪を整えること。「一か月ごとに—する」 2 散髪脱刀令以後流行した男の髪形。ざんぎり。 3 元結を結わないで、ばらばらにしてある髪。散らし髪。
ざん‐ぱつ【斬髪】
1 髪を切ること。 2 「散切(ざんぎ)り」に同じ。
しほう‐がみ【四方髪】
《髪を四方からかき上げて束ねるところから》総髪の異称。
しゅく‐はつ【祝髪】
[名](スル)《「祝」は短く切る意》髪を切り落とすこと。出家したしるしに頭髪をそること。剃髪(ていはつ)。「程済(ていせい)即ち御意に従いて—しまいらす」〈露伴・運命〉
しら‐かみ【白髪】
白い髪。しらが。しろかみ。
しら‐が【白髪】
《上代は「しらか」か》 1 色素がなくなったために白くなった髪。はくはつ。「—が増える」「若—」 2 昔、幼児の髪置きの祝いに長命を祈って用いたかぶり物。すが糸・麻苧(あさお)・真綿などで白髪の...
しろ‐かみ【白髪】
白い頭髪。しらが。しらかみ。「降る雪の—までに大君に仕へ奉(まつ)れば貴くもあるか」〈万・三九二二〉
しん‐にほんがみ【新日本髪】
髪の長さにかかわらず結うことができる、日本髪風の髪形。昭和20年代に考案された。
じ‐がみ【地髪】
1 入れ髪やかつらなどではない、自然に生えている頭髪。地毛(じげ)。自毛(じもう)。 2 頭巾などをかぶらないで、髪をあらわにすること。「宵は綿帽子、更けては—、夜歩(あり)き足音かるく」〈浮・...
じぶん‐がみ【自分髪】
髪結いに頼まないで自分で結った髪。