ぎょ‐べつ【魚鼈】
魚とスッポン。また、水産動物の総称。「草木を生ずる事なく、—を育すべき道なし」〈風来六部集・放屁論後編〉
ぎょ‐ぼく【魚木】
フウチョウボク科の常緑高木。熱帯に分布し、葉は3枚の倒卵形の小葉からなる複葉。初夏、黄白色の花を群生する。材で魚の形に作り釣りの擬似餌(ぎじえ)にする。あまき。
ぎょ‐み【魚味】
1 魚肉の味。また、魚の料理。 2 「魚味の祝い」の略。
ぎょみ‐の‐いわい【魚味の祝(い)】
「真魚始(まなはじ)め」に同じ。
ぎょ‐もう【魚網/漁網】
1 魚介類などの捕獲に用いる網。引き網・刺し網・張り網などがある。 2 紙の異称。〈下学集〉
ぎょもく‐えんせき【魚目燕石】
《魚の目と、燕山から出る石。どちらも玉(ぎょく)に似ているところから》よく似ているが本物とは違うもの。にせもの。
ぎょ‐もん【魚文/魚紋】
1 魚の形・うろこなどの模様。 2 魚が泳いだため水面にできる波紋。
ぎょ‐ゆ【魚油】
イワシ・ニシン・サバなどを圧搾して採取した脂肪油。魚臭があり、不飽和脂肪酸の含有が多い。硬化油・石鹸(せっけん)などの原料。
ぎょ‐らい【魚雷】
《「魚形水雷」の略》海戦兵器の一。艦艇や航空機から発射し、水中を自走して敵艦船を撃沈させるもの。
ぎょらい‐てい【魚雷艇】
魚雷攻撃を任務とする高速の小艦艇。