あぶら‐びれ【脂鰭】
サケ・マス・アユなどの背びれと尾びれとの間にある肉質状の特殊なひれ。
お‐ひれ【尾鰭】
1 魚の尾とひれ。おびれ。 2 本体以外につけ加わった余分なもの。「話に—がつく」
お‐びれ【尾鰭】
《「おひれ」とも》魚類の体の後端にあるひれ。
こ‐はだ【小鰭】
コノシロの中くらいの大きさのもの。鮨種(すしだね)などにする。《季 秋》
獅子(しし)に鰭(ひれ)
強いものが有利な条件を得て、ますます強くなることのたとえ。鬼に金棒(かなぼう)。
しり‐びれ【臀鰭】
魚類の肛門(こうもん)の後方にあるひれ。
せ‐びれ【背鰭】
魚類の背の中央に沿って縦にあるひれ。
とく‐びれ【特鰭】
カサゴ目トクビレ科の海水魚。全長約40センチで、雄が大形。体は細長く、多数の骨板に覆われ、雄は第2背びれとしりびれが大きい。本州北部・北海道沿岸に分布。食用。
はた【鰭】
魚のひれ。「鵜川(うかは)立ち取らさむ鮎(あゆ)のしが—は我にかき向け思ひし思はば」〈万・四一九一〉
はら‐びれ【腹鰭】
魚類の腹部にある左右一対のひれ。