はと‐びん【鳩便】
伝書鳩による通信。
はと‐ふ・く【鳩吹く】
[動カ四]両手を合わせて吹き、ハトの鳴き声を出す。猟師がシカを呼んだり、仲間の合図に用いたりする。《季 秋》「藪陰や—・く人のあらはるる/子規」「まぶしさし—・く秋の山人は己(おの)がありかを知...
はと‐ぶえ【鳩笛】
郷土玩具の一。鳩の鳴き声に似た音を出す、鳩の形をした土焼きの笛。《季 秋》
はと‐ぽっぽ【鳩ぽっぽ】
鳩をいう幼児語。 [補説]作品名別項。→鳩ぽっぽ
はとぽっぽ【鳩ぽっぽ】
唱歌。明治34年(1901)発表。東くめ作詞、滝廉太郎作曲。東くめが浅草寺でハトに豆をやる子供たちの様子を見て着想を得た作品。
はと‐まめ【鳩豆】
1 鳩のえさとして与える豆。 2 「鳩が豆鉄砲を食ったよう」の略。
はと‐むぎ【鳩麦】
イネ科の一年草。高さ約1.5メートル。ジュズダマに似て、細長い葉が互生し、夏から秋、雌花と雄花との穂がつく。実は暗褐色の堅い鞘(さや)をもつが、指で割ることができる。種子は漢方で薏苡仁(よくいに...
はとむぎ‐ちゃ【鳩麦茶】
ハトムギの実を煎(い)ったもの。茶のように熱湯で煎(せん)じて飲む。
はと‐むね【鳩胸】
1 胸部が、鳩の胸のように大きくふくらんでいること。 2 近世の具足で、胸を大きくふくらませた鉄製の胴。 3 鐙(あぶみ)の前方の丸くそり返った部分。 4 三味線の棹(さお)が胴に接する部分のふ...
はと‐め【鳩目】
靴や書類とじなどの、ひもを通す小穴。また、そのための環状の金具。アイレット。