じ‐なり【地鳴り】
地震などで地盤が振動して鳴り響くこと。また、その音。
じ‐ひびき【地響き】
1 重い物が落ちたり動いたりしたときの音や震動が、地面を伝わって響いてくること。また、その響き。「—を立てて列車が通る」 2 地震や噴火で、大地が鳴り響くこと。地鳴り。
そう‐ぜん【鏘然】
[ト・タル][文][形動タリ]玉・金属などが鳴り響くさま。「鎖ばかりは敷石の上に落ちて—と鳴る」〈漱石・倫敦塔〉
そう‐そう【鏘鏘】
[ト・タル][文][形動タリ] 1 玉や金属が触れ合って鳴り響くさま。また、高く美しい音の響くさま。鏘然。「柱頭の時辰儀—として正午を報ず」〈菊亭香水・世路日記〉 2 盛んなさま。「服装から何か...
たか‐なり【高鳴り】
1 高らかに鳴り響くこと。また、その音。 2 興奮して胸がどきどきすること。
たか‐な・る【高鳴る】
[動ラ五(四)] 1 高らかに鳴り響く。「—・る声援」 2 動悸(どうき)が激しくなる。胸がどきどきする。「期待に胸が—・る」
たか‐らか【高らか】
[形動][文][ナリ]いかにも高いさま。高々としたさま。「声—に歌う」「行進曲が—に鳴り響く」
とう‐とう【鼕鼕/鞺鞳】
[ト・タル][文][形動タリ] 1 鼓(つづみ)や太鼓の鳴り響くさま。「間もなく太鼓が—と打ち鳴らされた」〈島木健作・生活の探求〉 2 水や波の音の響くさま。「荒磯に砕る響き、—たり」〈竜渓・経...
とどろ【轟】
[副]音が大きく鳴り響くさま。「舟橋を渡る車の音が—に響いて」〈花袋・蒲団〉
とどろ・く【轟く】
[動カ五(四)] 1 音が響きわたる。鳴り響く。「礼砲が—・く」 2 世間に広く知れわたる。有名になる。「天下に英名が—・く」 3 期待や興奮などで胸がどきどきする。鼓動がはげしくなる。「再会を...