鳴(な)いた烏(からす)がもう笑(わら)う
⇒今(いま)泣いた烏(からす)がもう笑う
鳴(な)かず飛(と)ばず
将来の活躍に備えて行いを控え、機会を待っているさま。また、何の活躍もしないでいるさま。「—の下積み生活」→三年飛ばず鳴かず
なき‐あ・ぐ【鳴き上ぐ】
[動ガ下二]声を高くあげて鳴く。「犬のもろ声に長々と—・げたる」〈枕・二八〉
なき‐あひる【鳴き家鴨】
アイガモの別名。
なき‐あわせ【鳴(き)合(わ)せ】
同類の声の美しい鳥を持ち寄り、その鳴き声の優劣を競い合うこと。競鳴。
なき‐かわ・す【泣(き)交(わ)す/鳴(き)交(わ)す】
[動サ五(四)] 1 (泣き交わす)互いに泣く。泣き合う。「手を取り合って—・す」 2 (鳴き交わす)鳥獣・虫などが、互いに鳴く。「畦(あぜ)でカエルが—・す」
なき‐ごえ【泣(き)声/鳴(き)声】
1 (泣き声) ㋐泣く声。「赤ん坊の元気な—」 ㋑泣きながら話す声。また、泣きそうな声。涙声。「—で抗議する」 2 (鳴き声)鳥獣・虫などの鳴く声。「鳥の—」
なき‐しき・る【泣き頻る/鳴き頻る】
[動ラ五(四)] 1 (泣き頻る)しきりに泣く。続けて泣く。「—・る幼子」 2 (鳴き頻る)虫や鳥などが絶え間なく鳴きつづける。しきりに鳴く。「松虫が—・る」
なき‐すな【泣き砂/鳴き砂】
上を歩くと「きゅっきゅっ」と音を立てる砂浜。石英粒を多く含むとされる。島根の琴ヶ浜や京都の琴引浜などが有名。
なき‐た・てる【泣(き)立てる/鳴(き)立てる】
[動タ下一][文]なきた・つ[タ下二] 1 (泣き立てる)声をあげてしきりに泣く。「おなかをすかせた赤ん坊が—・てる」 2 (鳴き立てる)虫・鳥獣などが声高に鳴く。「子犬がきゃんきゃん—・てる」