かく‐りん【獲麟】
《麟は麒麟(きりん)。孔子が、その著「春秋」の「西に狩りして麟を獲たり」の句で筆を絶って死んだところから》 1 絶筆。または、物事の終わり。 2 臨終。
き‐りん【麒麟】
1 偶蹄(ぐうてい)目キリン科の哺乳類。首と脚が長く、頭頂までの高さは6メートルに達し、アカシアなど高木の葉を食べる。舌が長く、雌雄とも角をもつ。体表は黄白色の地に栗色・砂色などの斑があり、網目...
とべきりん【翔べ麒麟】
辻原登の歴史小説。阿倍仲麻呂を主人公とする。「読売新聞」に連載ののち、平成10年(1998)刊行。翌年、第50回読売文学賞受賞。
はな‐きりん【花麒麟】
トウダイグサ科の常緑低木。高さ50〜90センチ。枝は太く、屈曲し、鋭いとげがあってサボテンに似る。葉は倒卵形でつやがある。夏、紅色の苞(ほう)をもつ雄花と雌花とが集まって咲く。マダガスカル島の原...
りん【麟】
[人名用漢字] [音]リン(呉)(漢) 想像上の動物の名。「麟鳳(りんぽう)/獲麟・麒麟(きりん)」