あん‐もく【暗黙】
口に出さないで黙っていること。「—のうちに認める」「—の了解」
うみのちんもく【海の沈黙】
《原題、(フランス)Le Silence de la mer》ベルコールの小説。1942年、深夜叢書の第1巻として刊行。対独抵抗文学の傑作として知られる。1947年、ジャン=ピエール=メルビル監...
か‐もく【寡黙】
[名・形動]口数が少ないこと。また、そのさま。「—な人」
かん‐もく【完黙】
「完全黙秘」の略。
かん‐もく【緘黙】
[名](スル) 1 口を閉じて何も言わないこと。押し黙ること。「新聞が一時に—して了っただけに」〈里見弴・多情仏心〉 2 「緘黙症」の略。→無言症
げんごとちんもく【言語と沈黙】
《原題Language and Silence》スタイナーの評論。1968年刊。現代人のコミュニケーションについて論じる。
せい‐もく【静黙】
[名・形動]静かにして黙っていること。また、そのさま。「その人となり—にして談話を好まず」〈中村訳・西国立志編〉
ちん‐もく【沈黙】
[名](スル) 1 だまりこむこと。口をきかないこと。「—を守る」「—を破る」「—して語らない」 2 音を出さないこと。物音もなく静かなこと。「深い夜の—」 3 活動をせずにじっとしていること。...
ちんもく【沈黙】
遠藤周作の歴史小説。江戸時代初期、キリシタン弾圧の中で棄教したポルトガル人司祭を主人公にした作品。昭和41年(1966)発表。同年、第2回谷崎潤一郎賞受賞。昭和46年(1971)、篠田正浩監督に...
もく【黙〔默〕】
[常用漢字] [音]モク(呉) [訓]だまる もだす 声・言葉を出さない。だまる。「黙考・黙殺・黙視・黙読・黙認・黙秘・黙黙/暗黙・寡黙・緘黙(かんもく)・沈黙」