鼠口(そこう)終(つい)に象牙(ぞうげ)なし
鼠の口に象牙が生えたためしはないという意から、つまらない人間に立派なことを言えるわけがないということ。
そ‐せつ【鼠窃】
ねずみのように人に隠れて物を盗むこと。また、その者。こそどろ。
そ‐ぞく【鼠賊】
小さな盗みをする泥棒。こそどろ。鼠盗。
そ‐とう【鼠盗】
「鼠賊(そぞく)」に同じ。
そ‐はい【鼠輩】
ネズミのように取るに足りない者。つまらない連中。「数にも足らぬ—の小賊一名(ひとり)も遁(のが)さず」〈染崎延房・近世紀聞〉
ねず【鼠】
「ねずみ」の略。「—公」「銀—」
ねず‐が‐せき【念珠ヶ関/鼠ヶ関】
古代、越後と出羽の国境(現在の山形県鶴岡市鼠ヶ関)に置かれた関所。勿来(なこそ)の関・白河の関とともに奥州三関の一。ねんじゅのせき。
ねず‐こ【鼠子】
ヒノキ科の常緑高木クロベの別名。
ねずっ‐ぽ【鼠坊】
ウバウオ目ネズッポ科の海水魚の総称。ヌメリゴチ・ネズミゴチなど。
ねず‐なき【鼠鳴き】
1 ネズミが鳴くこと。また、その鳴き声。ねずみなき。「うつくしきもの…雀の子の—するに踊り来る」〈枕・一五一〉 2 人がネズミの鳴き声をまねて出す声。人の注意を促したり、合図をしたりするときにす...