はな‐がい【鼻繋】
「鼻木(はなぎ)」に同じ。
鼻(はな)が利(き)・く
1 嗅覚(きゅうかく)が敏感である。 2 敏感で物を見つけ出すことなどに巧みである。「もうけ話には—・く」
鼻(はな)が高(たか)・い
誇らしい気持ちである。得意である。「りっぱな息子を持って私も—・い」
鼻(はな)が曲(ま)が・る
悪臭のあまりにひどいさまにいう言葉。「—・るような腐臭」
はな‐がみ【鼻紙/花紙】
鼻汁をかんだりするときなどに用いる薄い紙。ちり紙。ふところ紙。
はながみ‐いれ【鼻紙入れ】
「紙入れ2」に同じ。「—取りのこして深く惜しむを聞けば」〈浮・一代男・三〉
はながみ‐ぶくろ【鼻紙袋】
「紙入れ2」に同じ。「—も内懐に入れしは手の届く事にあらず」〈浮・永代蔵・四〉
はな‐がわ【鼻革】
馬の鼻につける革のひも。おもがい。はなわ。
はな‐ぎ【鼻木】
牛の鼻の両穴を貫いてかける木または金属の環。鼻繋(はながい)。鼻輪。
はな‐くそ【鼻糞/鼻屎】
鼻孔の中で鼻汁がほこりとまざって黒く固まったもの。「—をほじる」