き【簋】
古代中国で穀物を盛るのに用いた容器。台付きの円形の鉢。古くは「𣪘(き)」とも書く。
きょう‐じゃく【景迹/𨗈迹】
1 人のおこなったこと。行状。経歴。きょうざく。「その—を悪(にく)み」〈続紀・聖武〉 2 推し量ること。推察。きょうざく。「余事は御—あるべく候」〈沙石集・七〉
ささてん‐ぼだい【/𦬇点菩提】
仏書などの書写に使われる略記法で、「菩薩」を表す略字「𦬇(ささぼさつ)」の右脇下に点を打って菩提を表す字。
ささ‐ぼさつ【𦬇/𦬇菩薩】
「菩薩」の2字の草冠を合わせて「𦬇」とだけ書いた字。「菩薩」の略字として、仏書などの書写に多く使われる。片仮名の「サ」を重ねたように見えるのでいう。
しかり【𠮟り/呵り】
1 口に出してとがめること。「社長のお—を受ける」 2 江戸時代、庶民に科した最も軽い刑罰。白州(しらす)に呼び出してその罪をしかるだけにとどめたもの。軽重2種あり、重いものを屹度(きっと)𠮟り...
しかり‐つ・ける【𠮟り付ける】
[動カ下一][文]しかりつ・く[カ下二]強くしかる。厳しくしかる。「頭ごなしに—・ける」
しかり‐とば・す【𠮟り飛ばす】
[動サ五(四)]激しい調子でしかる。「有無を言わさず—・す」
しか・る【𠮟る/呵る】
[動ラ五(四)]目下の者の言動のよくない点などを指摘して、強くとがめる。「その本分を忘れた学生を—・る」 [可能]しかれる
しころ【錏/錣/𩊱】
1 兜(かぶと)の鉢の左右・後方につけて垂らし、首から襟の防御とするもの。多くは札(さね)または鉄板を三段ないし五段下りとしておどしつける。 2 錏頭巾(しころずきん)の三方に垂らした布。 3 ...
しころ‐びさし【錏庇】
母屋(もや)の屋根より一段低くとりつけた庇。