いく‐たつふ【郁達夫】
[1896〜1945]中国の小説家。浙江(せっこう)省富陽の生まれ。東大留学中に郭沫若(かくまつじゃく)らと創造社を結成。「沈淪(ちんりん)」は中国初の口語小説集。他に「過去」など。第二次大戦終...
いく‐たて
物事のなりゆき。いきさつ。「何かそこにもっと深い—でもあるのか」〈里見弴・多情仏心〉
いくた‐の‐もり【生田の森】
生田神社境内にある森。源平合戦や新田・足利氏の古戦場。
いく‐たび【幾度】
「いくど」に同じ。「—しかられたことか」「失敗したことは—もある」
いくたましんじゅう【生玉心中】
浄瑠璃。世話物。三段。近松門左衛門作。正徳5年(1715)大坂竹本座初演。遊女おさがと茶碗屋嘉平次の生玉神社での情死事件を脚色したもの。
いくたま‐じんじゃ【生玉神社】
生国魂神社(いくくにたまじんじゃ)の通称。
いくた‐よろず【生田万】
[1801〜1837]江戸後期の国学者。上野(こうずけ)館林の人。平田篤胤(ひらたあつたね)の門下で、越後の柏崎に桜園塾を開いた。天保の飢饉(ききん)の際、救民のために柏崎の陣屋を襲ったが、負傷...
いく‐たり【幾人】
「いくにん」に同じ。「お見えになるのは—ですか」「すでに—か集まっている」
いくた‐りゅう【生田流】
箏曲(そうきょく)の流派。生田検校の創始。主に関西で流行し、関東の山田流と近代箏曲界を二分する。
いくた‐りょくち【生田緑地】
神奈川県川崎市多摩区にある公園。枡形山(ますかたやま)を中心に自然林が残るほか、岡本太郎美術館・日本民家園・青少年科学館などの施設がある。