うしのつの‐もじ【牛の角文字】
《形が牛の角に似ているところから》平仮名の「い」の字。一説に「ひ」の字とも。
うしのとき‐まいり【丑の時参り】
丑の時(今の午前2時ごろ)に、神社に参り、境内の樹木に憎い人物に擬したわら人形を釘で打ちつけ、相手の死を祈る呪(のろ)い事。白衣で、頭上の鉄輪(かなわ)にろうそくをともし、胸には鏡を下げ、顔やか...
牛(うし)の寝(ね)たほど
物がたくさんあるさま。山ほど。「内証には—金も捏(つく)ねてゐるげな」〈浄・嵯峨天皇〉
うし‐の‐はなぎ【牛の鼻木】
1 牛の鼻の両穴に突き通してはめる輪形の木。鼻木。 2 植物ウシコロシの別名。鼻木の材とした。
うし‐の‐ひ【丑の日】
十二支の丑にあたる日。特に夏の土用の丑の日と寒中の丑の日をいう。夏の土用の丑の日には、鰻(うなぎ)のかば焼きを食べ、灸(きゅう)を据え、寒中の丑の日には、丑紅を買う風習がある。
うしのひ‐まつり【丑の日祭(り)】
北九州で、陰暦11月の丑の日に田の神を迎えて行う収穫感謝の祭り。2月・10月の初丑の日に行う所もある。
うし‐の‐ほね【牛の骨】
素性のはっきりしない者をあざけっていう言葉。馬の骨。
牛(うし)の涎(よだれ)
だらだらと細く長く続くことのたとえ。