うちかけ‐えぼし【打掛烏帽子】
⇒掛烏帽子(かけえぼし)
うちかけ‐かたぎぬ【打掛肩衣】
1 肩衣の裾を袴(はかま)の内に入れないで、腰帯で押さえて着る略式の着方。 2 近世、浄土真宗で、報恩講などに袴を着けないで着た肩衣。
うちかけ‐すおう【打掛素袍】
素袍の裾を袴(はかま)の内に入れないでおく略式の着方。かけすおう。
うちかけ‐よろい【打掛鎧/挂甲】
⇒かけよろい(挂甲)2
うち‐か・ける【打(ち)掛ける/打(ち)懸ける】
[動カ下一][文]うちか・く[カ下二] 1 物をひっかけて下げる。また、ひょいとのせる。「上着をいすの背に—・ける」 2 軽く腰を掛ける。ちょっともたせかける。「捨舟の端に腰—・けて瀬戸内海を眺...
うち‐かさな・る【打(ち)重なる】
[動ラ五(四)] 1 重なり合う。折り重なる。「人々が—・るようにして倒れた」 2 同じような事が繰り返し起こる。「—・る災難」
うち‐かた【内方】
1 うち。家の中。「女房と母親のみは去るべきところなければ—に残り居れば」〈露伴・辻浄瑠璃〉 2 商家で、店に対して家族の生活している所。「でっちは、又—へ聞こゆる程手本読みて手習ひするは」〈浮...
うち‐かた【打(ち)方/撃(ち)方】
1 銃砲・碁・鼓・球などを打つ方法。 2 銃砲を撃つこと。「—、やめ」
うち‐かたぶ・く【打ち傾く】
[動カ四] 1 首を傾けて不審そうなようすをする。「稚児(ちご)の、目に髪の覆へるをかきはやらで、—・きて物など見たるも、うつくし」〈枕・一五一〉 2 樹木などが、傾く。「雨いたく降り、東風(...
うち‐かたら・う【打ち語らふ】
[動ハ四] 1 語り合う。話し合う。「はかなき物語などにつけて—・ふ人」〈紫式部日記〉 2 男女が言い交わす。契る。「細やかに—・ひ給へる間(あはひ)、見るかひありて」〈狭衣・四〉