あやめ‐かずら【菖蒲鬘】
中古、ショウブで作った、頭につける飾り。端午の節会(せちえ)に、邪気を払うものとして、男性は冠につけ、女性は髪にさした。しょうぶかずら。
くつ‐かぶり【沓冠】
1 和歌の折句の一種。意味のある10文字の語句を各句の初めと終わりに1字ずつ詠み込んだもの。栄花物語に、「合(あ)はせ薫物(たきもの)すこし」を詠み込んだ「あふさかも、はてはゆききの、せきもゐず...
う‐べんかん【右弁官】
律令制における官司の一。太政官に直属して左弁官と並び、八省のうち兵部(ひょうぶ)・刑部(ぎょうぶ)・大蔵・宮内(くない)をつかさどる。右大弁・右中弁・右少弁からなる。⇔左弁官。
オラーンゴム【Ulaangom/Улаангом】
モンゴル北西部の都市。ウブス県の県都。モンゴル語で「赤い砂」の意。2003年に世界遺産(自然遺産)に登録されたウブス湖の南西岸付近に位置する。果樹、ワインの生産、および畜産が盛ん。ウラーンゴム。
うぶ‐の‐かみ【産の神】
1 「産神(うぶがみ)1」に同じ。「月の障りとどまりて—の御身に入らせ給ひて」〈伽・熊野の御本地〉 2 「産土神(うぶすながみ)」に同じ。
うぶたち‐の‐いわい【産立ちの祝(い)】
出産直後または産後3日目・7日目などに、新生児・産婦が産神(うぶがみ)と共に飲食をする儀礼。うぶたて。
うぶたて‐めし【産立て飯】
出産のあと、すぐ炊いて産神(うぶがみ)に謝意を表して供える飯。うぶめし。さんのめし。
りょう‐ぶ【令法】
リョウブ科の落葉高木。山野に生え、樹皮はまだらにはげ、滑らか。葉は長楕円形で縁にぎざぎざがある。6〜8月、白色の小花を総状につけ、実は褐色。若葉は古くから食用とされ、ゆでて飯にまぜ令法飯(りょう...
あいおれ‐くぎ【合(い)折れ釘】
直角に曲がり、両端がとがっている釘。襖(ふすま)や屏風(びょうぶ)の縁を取り付けるときなどに隠し釘として用いる。
ワルデンブルク【Waldenburg】
ポーランド南西部の都市バウブジフのドイツ語名。