うみ‐ひごい【海緋鯉】
ヒメジ科の海水魚。全長約40センチ。コイに似て、体色は鮮赤色。下あごに一対のひげがある。南日本近海の砂泥底にすむ。
うみ‐ひば【海檜葉】
花虫綱オオキンヤギ科の腔腸(こうちょう)動物。暖海の海底に産し、ヒノキの枝のような群体をつくり、高さは1メートルを超える。各枝上に4個ずつポリプが輪生する。日本では相模湾に多い。
うみ‐ひるも【海蛭藻】
トチカガミ科の常緑多年草。海底の砂地に生える。茎は白色で横にはい、長い柄のある小判形の葉が出る。普通は雌雄異株。花は目立たない。
うみ‐ひろ・ぐ【生み広ぐ/産み広ぐ】
[動ガ下二]子を多く産んで、家族の数を増やす。「蜂巣のごとく—・ぐめり」〈宇津保・蔵開中〉