えび‐ごし【海老腰/蝦腰】
エビのように曲がった腰。
えび‐さやまき【海老鞘巻/蝦鞘巻】
刀の柄や鞘にエビの殻のような刻み目をつけて赤漆塗りにしたもの。えびざや。
エビシディック【EBCDIC】
《extended binary coded decimal interchange code》米国IBM社が策定した8ビットの文字コード体系。メーンフレームなどの汎用大型コンピューターでよく用...
えび‐じゃこ【海老雑魚/蝦雑魚】
十脚目エビジャコ科のエビ。体長約4.5センチで、環境によって体色を変える。第1歩脚は大きく、はさみ状。内湾の浅海でとれ、佃煮(つくだに)にする。えびざこ。ざこえび。
えび‐じょう【海老錠/蝦錠】
1 エビのように半円形に曲がった錠。唐櫃(からびつ)や門扉のかんぬきに用いる。えび。 2 南京錠(ナンキンじょう)。
えびす【夷/戎】
《「えみし(蝦夷)」の音変化》 1 「蝦夷(えぞ)」に同じ。「その国の奥に—といふものありて」〈今昔・三一・一一〉 2 都から遠く離れた未開の土地の人。田舎者。「かかることは—、町女(まちめ)...
えびす【恵比須/夷/戎/恵比寿/蛭子】
《「夷(えびす)」と同語源》古くは豊漁の神。のち七福神の一人として、生業を守り、福をもたらす神。狩衣(かりぎぬ)・指貫(さしぬき)・風折烏帽子(かざおりえぼし)をつけ、右手に釣りざおを持ち、左わ...
えびす‐あば【恵比須網端】
漁網の中央部につける大きな浮き。愛媛県、高知県室戸岬、また島根県隠岐島などでいう。
えびす‐うた【夷歌】
1 歌曲の歌いぶりで、粗野な田舎風のもの。ひなぶり。「古今仮名序に貫之の書ける、天の浮橋の—と云ふは則ち連歌なり」〈筑波問答〉 2 狂歌。「おしなべて—大はやり」〈咄・一雅話三笑〉 [補説]古事...
えびす‐おうぎ【恵比須扇】
しめ飾りなどにつけて、新年の祝いに用いる粗末な作りの扇。伊勢国山田(三重県伊勢市)の産。