いつき【斎】
1 心身を清めて神に仕えること。また、その人。特に斎院(さいいん)や斎宮(さいぐう)。斎皇女(いつきのみこ)。「賀茂の—には孫王の居給ふ例多くもあらざりけれど」〈源・賢木〉 2 神を祭る所。斎場...
イパチェフスキー‐しゅうどういん【イパチェフスキー修道院】
《Ipat'evskiy monastïr'/Ипатьевский монастырь》ロシア連邦西部、コストロマ州の都市コストロマにある修道院。14世紀初頭、ボリス=ゴドノフの祖であるタター...
かしずき‐むすめ【傅き娘】
大切に養育している娘。秘蔵の娘。いつきむすめ。「帝の御—を得給へる君は」〈源・東屋〉
かえ‐さ【帰さ/還さ】
《「かえるさ」の音変化「かえっさ」の促音無表記》 1 帰る時。帰る途中。「そのみわざに詣(まう)で給ひて、—に」〈伊勢・七八〉 2 帰ること。特に、賀茂の祭りの翌日、斎王(いつきのみこ)が紫野の...
思(おも)いも寄(よ)ら◦ない
思いつきもしない。全く予想しない。「試験に落ちるとは—◦なかった」
かいる【蛙】
「かえる(蛙)」の音変化。室町時代以後、話し言葉で多く使用された。「鼠—を請じて、いつきかしづきもてなす事極まれり」〈仮・伊曽保〉
おい‐ぬ・く【追(い)抜く】
[動カ五(四)] 1 先に出たものに追いつき、さらにその先に出る。追い越す。「最後の一〇〇メートルで—・く」 2 劣っていたものが目標とする相手に追いついて、さらにまさる。「先進国の生産高を—・く」
いれ‐ぐい【入れ食い】
釣りで、仕掛けを入れるとすぐに魚が食いつき、次々と魚が釣れること。
おい‐こ・す【追(い)越す】
[動サ五(四)] 1 後ろから行って、先行するものを抜いてその前に出る。追い抜く。「前の車を—・す」 2 劣っていたものが上位のものを抜いて、まさったものになる。「先進国に追いつき—・す」 [補...
しめ‐よ・せる【締(め)寄せる】
[動サ下一][文]しめよ・す[サ下二]締めて一つに寄せる。また、締めて近寄せる。「たこはいっかなはなれもやらずなおすいつきて—・せるうち」〈魯文・西洋道中膝栗毛〉