みかど‐あげは【帝揚羽】
アゲハチョウ科のチョウ。翅(はね)の開張7センチくらい。翅は黒色地に淡い青色ないし黄色の縦帯があり、その外方や内方にも斑点列がある。日本南部に分布し、高知市のものは特別天然記念物。幼虫はオガタマ...
みなみのしまのティオ【南の島のティオ】
詩人・小説家の池沢夏樹による初の児童文学作品。平成4年(1992)刊行の連作短編集。南太平洋の小さな島に住む少年ティオが語る不思議な物語。第41回小学館文学賞受賞。
むかえ‐び【迎え火】
盂蘭盆(うらぼん)に入る夕方、門前で麻幹(おがら)などをたいて精霊を迎える火。門火(かどび)。《季 秋》「—やをりから絶えし人通り/万太郎」⇔送り火。
め‐がき【女餓鬼】
女の餓鬼。⇔男餓鬼(おがき)。「寺々の—申(まを)さく大神(おほみわ)の男餓鬼(をがき)賜(たば)りてその子産まはむ」〈万・三八四〇〉
め‐がみ【女神】
女性の神。⇔男神(おがみ)。「勝利の—がほほえむ」「自由の—」 [補説]日本神話では特に伊弉冉尊(いざなみのみこと)を指し、「陰神」「妻神」とも書く。
め‐がわら【牝瓦/女瓦】
牡瓦(おがわら)と組み合わせて用い、凹面を上向きにして葺(ふ)く方形の瓦。平瓦。→牡瓦
メタン‐はっこう【メタン発酵】
メタン生成菌が有機物を嫌気的に分解すること。生ごみや家畜の糞尿からメタンを発生させ、バイオガスとして利用することができる。
もくしつ‐ペレット【木質ペレット】
燃料にするために廃材・間伐材・おがくずなどを固めたもの。木質バイオマスペレット。
もく‐れん【木蓮/木蘭】
モクレン科の落葉低木または亜高木。よく分枝し、葉は広倒卵形。3、4月ごろ、葉に先だって紫色の6弁花を上向きに開く。実は集合果で、熟すと裂けて赤い種子をつり下げる。中国の原産。古くから庭木とされる...
モトブン【Motovun】
クロアチア西部の町。イストラ半島の中央部、標高270メートルの丘の上に位置する。13世紀から18世紀にかけてベネチア共和国の植民地だった。16世紀にアンドレア=パラディオが設計した聖ステパノ教会...