どよみ【響み】
《古くは「とよみ」》 1 大きな音が鳴りひびくこと。大声で騒ぐこと。また、その音や声。どよめき。「遠くでする市街(まち)の—を…聞きながら」〈近松秋江・疑惑〉 2 ゆれうごくこと。動揺。「汽車の...
にょう‐さん【尿酸】
有機酸の一。無味無臭の白色の結晶で、水にごくわずか溶ける。動物の排出物中に多く含まれ、鳥類や陸生爬虫(はちゅう)類では窒素代謝の最終生成物であるが、人間ではプリン化合物の分解によって生成。化学式...
とおし【簁】
竹または銅線で目を粗く編んだ大形の篩(ふるい)。千石簁(せんごくどおし)。
とう‐ばん【纛幡/纛旛】
1 平安時代、軍陣で将軍の標識として立てた旗。 2 昔、朝廷で即位式などのとき大極殿(だいごくでん)(後世は紫宸殿(ししんでん))の庭に威儀を整えるために立てた仗旗(じょうき)。
とお‐の‐くに【遠の国】
遠くの国。えんごく。「家人(いへびと)は待ち恋ふらむに—いまだも着かず」〈万・三六八八〉
とっ‐さ【咄嗟】
ごくわずかな時間。「—の判断」「—の行動」
にそく‐さんもん【二束三文/二足三文】
数量が多くても、値段がごく安いこと。また、ひどく安い値段。「—で売り払う」 [補説]2たばでわずか3文の値である意で、金剛草履の値段から出た語という。
ぬか【糠】
1 玄米などを精白する際に果皮・種皮などが破けて粉になったもの。こめぬか。飼料や漬物などに用いる。 2 「糠味噌(ぬかみそ)」の略。 3 接頭語的に用いて、ごく細かいこと、また、はかないこと、む...
でん‐どう【電動】
動力に電気を使うこと。電力でうごくこと。
はこね‐おんせん【箱根温泉】
箱根山中にある温泉の総称。古くから湯治場であった箱根七湯(しちとう)に加え、小涌谷(こわくだに)・強羅(ごうら)・仙石原(せんごくはら)・湯ノ花沢・大平台などの温泉があり、泉質は多種。