はんしょく‐かんしょう【繁殖干渉】
ある生物種の繁殖が近縁種に邪魔されること。雑種形成や結実率の低下により、邪魔された種が減少する。ある害虫のオスを人為的に不妊にして放虫し、防除する手法に適用されている。サテュロス効果。性的競争。
はんイスラム‐しゅぎ【汎イスラム主義】
イスラム世界の統合を目ざす思想、運動。19世紀後半、ヨーロッパ帝国主義の侵略に対して、全イスラム教徒の団結や自覚を求めて唱えられたのが最初。オスマン帝国のアラブ諸国支配に利用された。
パレスチナ‐じちせいふ【パレスチナ自治政府】
パレスチナ国の前身となったアラブ人による自治機関。1993年のオスロ合意に基づいて設立。ヨルダン川西岸地区のラマッラに本部を置く。1998年に国家宣言するも、日本や西欧・北米諸国は国家承認してお...
はんアラブ‐しゅぎ【汎アラブ主義】
アラブ世界を統一しようとする思想と運動。第一次大戦前、オスマン帝国からの解放を求める運動として起こった。
ハルオス‐ノール【Khar-Us nuur/Хар-Ус нуур】
⇒ハルオス湖
ハルウス‐こ【ハルウス湖】
《Khar-Us nuur/Хар-Ус нуур》⇒ハルオス湖
パトラ【Patra/Πάτρα】
ギリシャ、ペロポネソス半島北西部の港湾都市。イオニア海のパトラ湾に面する。古くからイタリアやイオニア海方面への海上交通の要衝として発展。現在も同国有数の貿易港であり、オリーブ油、ワインを輸出する...
ハニア【Chania/Χανιά】
ギリシャ南部、クレタ島の港湾都市。古代名キドニア。同島第二の規模で、北西岸に位置する。クレタ文明時代の都市に起源し、続いて、古代ギリシャ、東ローマ帝国、ベネチア共和国の支配下に置かれて、17世紀...
パフォス‐じょう【パフォス城】
《Kastro tis Pafou》キプロス南西部の都市パフォスにある城塞。東ローマ帝国時代の13世紀に港の防備のために建造。16世紀にベネチア共和国により破壊され、オスマン帝国時代に再建。毎年...
ハナフィー‐は【ハナフィー派】
《(アラビア)Ḥanafī》アブー=ハニーファを祖とするイスラム四法学派の一。オスマン朝の保護を受けて、最も有力な学派であった。法解釈に、類推(キヤース)を多用するのが特徴。