かえん‐こうはい【火焔光背】
不動明王などの背後にある、燃え上がるほのおの形をした光背。
かえん‐さい【火焔菜】
ヒユ科の一・二年草。サトウダイコンの一種。根は肥大し、暗紅色で、輪切りにすると同心円状に赤い模様がある。甘味が強く、ボルシチなどの材料とする。テーブルビート。ビーツ。うずまきだいこん。《季 秋》
かえん‐しき【火焔式】
火炎あるいはそれに似た形を意匠に用いた装飾。また、その装飾を施した土器や建築などの様式。
かえん‐そう【火焔草】
アカネ科の蔓性(つるせい)の多年草。卵形の葉が対生する。夏、長い筒状の赤い花を開く。南アメリカの原産。
か‐えんそさん【過塩素酸】
塩素酸をオゾンまたは過酸化水素で酸化するか、塩酸を電解酸化して得られる酸素酸。無色の液体。強力な酸化剤。有機物と反応して爆発する。
かえんそさん‐アンモニウム【過塩素酸アンモニウム】
過塩素酸のアンモニウム塩。無色の結晶。水やエチルアルコール・アセトンに溶ける。爆薬カーリットの原料、ロケットの固体燃料とする。
かえん‐だいこ【火焔太鼓】
《火炎の模様の装飾があるところから》大太鼓(だだいこ)のこと。
かえん‐だま【火焔玉】
火炎に包まれた宝珠をかたどった細工物。御輿(みこし)の頂などにつける。火珠(かしゅ)。
かえん‐どき【火焔土器】
昭和11年(1936)、新潟県長岡市の馬高(うまたか)遺跡で発見された、縄文時代中期の土器の愛称。→火焔型土器
かえんバター【加塩バター】
⇒有塩バター