なに‐ごこち【何心地】
1 どんな気持ち。なにごころ。「かかる繁き中に、—して過ぐし給ふらむ」〈源・蓬生〉 2 どんな病気。「—にかあらむ、そこはかとなくいと苦しけれど」〈かげろふ・中〉
なめ・る【滑る】
[動ラ四]すべすべしている。ぬるぬるとすべる。ぬめる。「わづかにかかる石の橋の、苔は—・りて足もたまらず」〈謡・石橋〉
なわのり‐の【縄海苔の】
[枕]なわのりは引くと切れやすい意から、「引けば絶ゆ」にかかる。「—引けば絶ゆとや」〈万・三三〇二〉
なち‐の‐たき【那智の滝】
和歌山県、那智山にある滝。那智川にかかる四十八滝のうち、一の滝とよばれ、高さ133メートル。飛滝(ひろう)神社の神体。平成16年(2004)「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部として世界遺産(文化遺...
にじゅう‐ばし【二重橋】
皇居正門の堀にかかる鉄製の橋の俗称。江戸時代は木橋で、堀が深いため上下二重に橋桁(はしげた)を組んだところからよばれたもの。 [補説]一般に、皇居前広場から見える二重アーチ構造の石橋を「二重橋」...
なん‐びょう【難病】
治りにくい病気。→特定疾患 →指定難病 [補説]難病医療法では「発病の機構が明らかでなく、かつ、治療方法が確立していない希少な疾病であって、当該疾病にかかることにより長期にわたり療養を必要とする...
にじ‐かんせん【二次感染】
1 同じ人が、ある感染症に続いて別の感染症にかかること。続発感染。 2 集団感染で、最初に発症した人から次の人に感染すること。また、最初の感染者であるかに関わらず、ある人から別の人に感染すること...
なん‐にち【何日】
1 どれほどの日数。いく日。「—かかるかわからない」 2 どの日。いく日。「あれは二月の—だったか」
なん‐しょ【難所】
《「なんじょ」とも》通行に困難な険しい所。危険な場所。「峠の—にさしかかる」
なん‐じょう【何じょう】
《「なんという」の音変化》 [副]反語を表す。どうして…か。なんで…か。「—かかる事にひるむべき」〈河上肇・貧乏物語〉 [連体] 1 どういう。何という。「—心地すれば、かく物を思ひたるさま...