から‐こ【唐子】
1 中国風の服装や髪形をした子供。また、その姿。陶器の平戸焼の図柄として著名。 2 「唐子髷(からこまげ)」の略。 3 「唐子人形」の略。
から‐こ【殻粉】
1 麩(ふすま)。 2 米の粉や小麦粉で作った団子。
からこ‐いせき【唐古遺跡】
奈良県磯城(しき)郡田原本町の唐古池を中心とする弥生時代の遺跡。豊富な木製農具の出土によって稲作農耕の存在を実証した。近畿地方弥生土器の変遷を知る上でも重要。
から‐こうもく【空項目】
⇒空見出し [補説]この項目自体が「空見出し」。
からこぎ‐かえで【唐子木楓】
ムクロジ科の落葉小高木。湿地に自生。葉は楕円形で先がとがる。5、6月ごろ、黄緑色の花をつける。
から‐こざね【唐小札】
鎧(よろい)の小札で、1枚ごとに上へ打ち出し、漆の盛り上げに見せかけたもの。
から‐こと【唐言】
1 「唐語(からことば)」に同じ。「あなむつかしの—書きたる物」〈読・雨月・蛇性の婬〉 2 「挟み詞(ことば)2」に同じ。「茶屋の女—にて合図をし」〈黄・栄花夢〉
から‐ことば【唐語/韓語】
中国語や朝鮮語。また、その他の外国の言語。からこと。〈日葡〉
からこ‐にんぎょう【唐子人形】
唐子の姿をした人形。
からこ‐まげ【唐子髷】
中世から近世へかけての元服前の子供の髪の結い方の一。唐子のように髻(もとどり)から上を二つに分け、頭の上で二つの輪に作ったもの。近世、女性の髪形となった。からわ。