かん‐の‐もどり【寒の戻り】
晩春のころ、一時的に寒さがぶり返すこと。
かんのわのなのこくおう‐の‐いん【漢倭奴国王印】
福岡市東区の志賀島から出土した金印。天明4年(1784)に発見。印文は「漢委奴国王」の5字が刻まれている。西暦57年、倭の奴国王が後漢に朝貢し、光武帝より印綬を受けたという「後漢書」東夷伝にみえ...
かんのん【観音】
《「かんおん」の連声(れんじょう)》「観世音菩薩(かんぜおんぼさつ)」の略。
かんのんいわ【観音岩】
川上眉山の長編小説。明治39年(1906)、前・後篇の2部に分けて刊行。村八分の慣習の残る農村を描いた。
かんのん‐かん【観音観】
観無量寿経に説く十六観の一。極楽浄土に往生することを念じ、観世音菩薩(ぼさつ)の相を観想する観法。
かんのん‐ぎょう【観音経】
法華経第25品、観世音菩薩普門品(ふもんぼん)の通称。観音品(かんのんぼん)。→普門品
かんのん‐くじ【観音籤】
「阿弥陀籤(あみだくじ)」に同じ。
かんのん‐ぐ【観音供】
宮中で毎月18日に行われた、観音を供養する法会。
かんのん‐こう【観音講】
1 観音経を講じる法会。 2 観世音菩薩を信仰し、参詣するために組織された団体。
かんのん‐ざき【観音崎】
神奈川県、三浦半島東端の岬。横須賀市に属する。東京湾口に位置し、千葉県の富津岬に対する。明治2年(1869)に建てられた日本最初の洋式灯台(観音埼灯台)がある。