き‐ぎ【木木】
多くの木。いろいろの木。「—の緑」
き‐ぎ【危疑】
[名](スル)あやぶみ疑うこと。「よし—すべき理由はなくとも」〈逍遥・小説神髄〉
き‐ぎ【気気】
人それぞれの気質・気持ち。「互いの—もすむとおぼしく」〈緑雨・門三味線〉
き‐ぎ【奇技】
珍しい技芸。また、それによって作った珍しい物。「万国の方物或は近世の—を陳列し」〈村田文夫・西洋聞見録〉
き‐ぎ【嬉戯】
[名](スル)うれしそうに遊び戯れること。「鞠(まり)投げに—するさま」〈藤村・伸び支度〉
き‐ぎ【機宜】
時機にふさわしいこと。また、それをするのによい機会。「—を得た適切な措置」
き‐ぎく【黄菊】
1 黄色い花の菊。《季 秋》 2 襲(かさね)の色目の名。表は黄、裏は青で、秋に用いる。
きぎくしらぎく【黄菊白菊】
大町桂月の詞華集。明治31年(1898)刊。美文韻文黄菊白菊。
きぎし【雉/雉子】
キジの別名。《季 春》
雉(きぎし)の頓使(ひたづか)い
《天つ神の命を受けて葦原(あしはら)の中つ国に降(くだ)った天若日子(あめのわかひこ)が帰ってこないので、キジを遣わしたところ、天若日子はこれを射殺してしまったという古事記の故事から》行ったきり...