き‐こう【気孔】
維管束植物の表皮の、孔辺細胞およびその間にある小孔。狭義には、すきまだけをいう。光合成・呼吸・蒸散などの際に空気や水蒸気の通路となる。陸生植物では葉の裏面に多い。
き‐こう【気功】
中国古来の自己鍛練法。呼吸法と体操によって体内の気血の循環をよくし、病気予防・健康維持を図るもの。気功療法。
き‐こう【気候】
ある土地で、1年を周期として繰り返される大気の総合状態。現在は気温・降水量・風などの30年間の平均値を気候値とする。「—の変化が激しい」「温暖な—」「—のよい土地」
き‐こう【希覯/稀覯】
めったに見られないこと。非常に珍しいこと。「—の古書」
き‐こう【奇功】
思いがけない、すぐれた功績。
き‐こう【奇巧】
[名・形動]細工などが、珍しくて巧みであること。また、そのさま。「就中(とりわけ)尤も—なるものは」〈中村訳・西国立志編〉
き‐こう【奇行】
普通の人のしない、風変わりな行動。奇抜な振る舞い。「—の持ち主」
き‐こう【奇効】
思いがけない効果。不思議な効き目。「—を奏する」
き‐こう【季候】
《「四季七十二候」から》その季節の気候。季節や天候。時候。
き‐こう【紀行】
旅行中の体験・見聞・感想などを書きつづった文章。紀行文。「東関—」