きょう【卿】
[名] 1 律令制で、八省の長官。 2 大納言・中納言・三位以上の人と四位の参議をいう敬称。公卿。 3 明治の太政官制で、各省の長官。 [接尾]英国で、爵位を持つ人の氏名に付ける尊称。Sir...
きょう【境】
1 場所。地域。土地。「無人の—」 2 心の状態。境地。「無我の—に入る」 3 環境。境遇。「誰しも—には転ぜらるる習いなり」〈露伴・露団々〉 4 仏語。五官および心の働きにより認識される対象。...
きょう【橋】
中枢神経の中脳と延髄との間の部分。左右の小脳半球を結ぶ橋ともなっている。腹側を錐体路(すいたいろ)が通り、また第5〜8脳神経の起始細胞群や神経伝導路が複雑に走る。脳橋。
きょう【興】
1 おもしろいこと。おもしろみ。「—をそぐ話題」「—が尽きない」「—を添える」 2 その場のたわむれ。座興。「一夜の—」 3 「詩経」の六義(りくぎ)の一。自然の風物に託して自分の感興をうたう詩...
きょう【轎】
1 中国・朝鮮で用いられた一種の駕籠(かご)。 2 乗り物。かご。
きょう【饗】
酒食を設けてもてなすこと。また、その酒食。「食をまうけて大きに—す」〈三宝絵・中〉
きょう【狭布】
古代、奥州から調・庸の代物として貢納された幅の狭い白色の麻布。