きょう‐わらわべ【京童部】
京の若者たち。京都市中の物見高くて口さがない若者ども。京わらべ。京わらわ。京わらんべ。「世の中の—方分きて、とりどりののしり」〈栄花・初花〉
きょうわ‐れき【共和暦】
⇒革命暦(かくめいれき)
きょう‐わん【峡湾】
⇒フィヨルド
興(きょう)をさか・す
興味を催させる。「時々につけて—・すべき渚の苫屋(とまや)」〈源・明石〉
興(きょう)を醒(さ)ま・す
おもしろみや楽しい気分をそぐ。白ける。興ざめする。「一座の—・す長話」
興(きょう)を添(そ)・える
おもしろさを加える。「酒宴に—・える」
きゅう‐りょう【虬竜/虯竜】
想像上の動物。みずち。きゅうりゅう。
きょ‐えい【虚栄】
1 実質の伴わないうわべだけの栄誉。「塵世の—を薄んじ、来生の真福を望み」〈中村訳・西国立志編〉 2 外見を飾って、自分を実質以上に見せようとすること。みえ。「—を張る」
きょえい‐しん【虚栄心】
自分を実質以上に見せようと、みえを張りたがる心。「—が強い」
きょえいのいち【虚栄の市】
《原題Vanity Fair》サッカレーの長編小説。1847〜1848年刊。虚栄に満ちた人間たちの俗物性を描き出し、当時の英国上流社会を鋭く風刺したもの。