くじゅうくり‐へいや【九十九里平野】
千葉県東部、太平洋に臨む海岸平野。北の刑部(ぎょうぶ)岬から南の太東崎(たいとうざき)間約60キロメートル、幅6〜10キロメートルにわたって続く広大な地域。砂丘列と低湿地からなり、園芸農業が盛ん...
くじゅう‐こうげん【久住高原】
大分県南西部、久住山・大船(たいせん)山両火山群の南麓に広がる高原。竹田市に位置する。東西約20キロメートル、南北約4キロメートル、標高600〜1100メートル。ススキ・ネザサ・トダシバなどでお...
くじゅう‐さん【九重山】
大分県中西部にある火山群。主峰は久住(くじゅう)山。阿蘇(あそ)くじゅう国立公園の一部で、山麓(さんろく)に飯田(はんだ)高原・久住高原があり、コケモモ・ミヤマキリシマの群落は天然記念物。黒岳の...
くじゅう‐さん【久住山】
九重(くじゅう)山の主峰。標高1787メートル。山頂付近に御池(おいけ)、空池(からいけ)など、三つの火口跡がある。
くじゅう‐しゃ【久住者】
長い期間、山寺にこもって修行する人。特に、比叡山に長くこもって修行する人。くじゅうさ。「山(=比叡山)の—円応」〈平家・一〉
くじゅう‐の‐ぼさつ【旧住の菩薩】
仏語。新しく浄土に往生した菩薩(新往の菩薩)に対し、久しい以前から浄土に住んでいる菩薩。
く‐じゅう‐めつ‐どう【苦集滅道】
仏教の根本教理を示す語。「苦」は生・老・病・死の苦しみ、「集」は苦の原因である迷いの心の集積、「滅」は苦集を取り去った悟りの境地、「道」は悟りの境地に達する修行。四諦(したい)。
苦汁(くじゅう)を嘗(な)・める
つらくて嫌な思いをする。にがい経験をする。「落選の—・める」 [補説]「苦渋を嘗める」と書くのは誤り。